徒然なるままに

日常のあれこれなど

往年のクラシックスタイルキーボード

iMacのような薄いタイプのキーボード、見た目スッキリしてるよね。
でも私は "ごつい" クラシックスタイルのキーボードが好き。昔のIBMの5550シリーズのような、キーストロークが深くて、打鍵音が大きくてうるさいやつ。(笑)

私の自宅には、かれこれ25~6年くらい前のデスクトップパソコンのIBMのAptiva EシリーズにIBMのThinkpad560Sというノートブックパソコンをはじめ、化石のような旧型のパソコンが何台かあって……。
いや、いい加減、処分しなくちゃ(リネットジャパンさんに回収しに来て貰わなくちゃ……)と思ってはいるんだけど、なかなか仕事柄、まとまった時間が取れず。
気が付けば、今や部屋の主の如く旧型パソコンさんたちは奥に鎮座し、もう後光まで放ってらっしゃってて。(笑) ※正確には粗大ゴミ。

そんな旧式さんたちの中の1台、AptivaのEシリーズを買った当時(そう、まだ私が若かりし頃)、おNEWをゲットしてウキウキ気分で使い始めて、ものの10分も経たずに酷く落胆したのを今でも覚えてる。

何に落胆したのかと言うと、付属のキーボード。
小綺麗なホワイト色で、最初はワクワクしていたんだけど、文字を打ち始めて数分で私の指が違和感を感知。そのキータッチの余りの「スカスカさ」と言うか、打鍵の物足りなさと言うか……。それまで使っていたキーボードとは全く感触が違ってて。

「何なん? このキーボード……なんかしっくりけーへんわ」

小綺麗でスマートになったのは認めるけどさぁ……、何か違うんですけど?
(……とは言え、今から25年前の「スマート」は、今の「スマート」には程遠い。ネットでそのキーボードをググったら、全然 "ごつい" んだけど!)

私がEシリーズを買う前までに使っていたキーボードは、IBMのAptiva720に付属していたキーボードで、オーソドックスなクラシカルタイプ。キーストロークも深くて、打鍵音もカチャカチャとうるさいやつなんだけど、マジで打鍵感が心地よかった。

因みにその前に使っていたのがIBM PS/55の5550シリーズで、それが私のMy First PC。バイト先で出会い、触った瞬間、恋に落ちた。その何とも言えない打鍵感に虜になっちゃって。Multiplanでデータ入力する時とか最高に気持ち良かったー。
(※ Multiplan とは正式には Microsoft Multiplan という表計算ソフト。今の Microsoft Excel の前身。当時、Lotus1-2-3という表計算ソフトが人気だったけど、私はMultiplan派)

5550シリーズのキーボードは確かに打鍵音はうるさいし、ストロークも深いけど、それがたまらないんだよね。
「文字打ってるでー!」って感じするし。

5550からAptiva720に買い替えた時には、キーボードに違和感なんて感じなかったから、Eシリーズへの買い替えで、パソコンによって付属のキーボードが全然違うという現実を知った。ほんま、ものを知らん子供やってんなぁ……。(笑) 今ならそれ、至極当然だって思うけど。(笑)

でも毎日パソコン立ち上げて文字を打つ度に違和感ありまくりって、ストレスめっちゃ溜まるやないかーい! ってなわけで、Eシリーズのキーボードは、さっさと箱に戻し720のキーボードでAptiva時代を最後まで乗り切った私はその後、DELL時代に突入。
DELLでは、Dimension4600C、Vostro220S、Vostro3800へと代替したけど、確かに付属のキーボードはモデルによって全然違ってた。Aptiva Eシリーズでのこともあるし、最悪、合わなければAptiva720のキーボードを使い続けてやろうと意気込んでいたんだけど、幸い最初に買った4600Cのキーボードが私好みでしっくりきたので、買い替えてもずっと4600Cのものを愛用。Vostro220Sと3800に付属してたキーボードは、残念ながら違和感を感じたので、早々に友人に進呈。(笑)

うん、でも希望を言うなら、キーボードの色は黒じゃなくて、クラシックのあのベージュっぽい、はたまた薄グレーっぽくて、エンターキーとか矢印キーとかの色が違う例のあれ、あの仕様が良いな。打鍵音がカチャカチャとうるさいやつ。(笑)
そう思いながら、4600Cの黒キーボードを使ってたんだけど。

「あれ? 何か……ヘタってきた? このキーボード……」

かつてのシャキシャキ感というかキビキビ感がなくて。
『モウ、ゲンカイデス』って感じ?
……そうだよね、もう15年以上使ってるもん、そりゃ『モウ、ゲンカイデス』になるよね。そろそろ引退させてあげなくちゃ……と意を決して。

「うん! じゃ、キーボード買おう!」

当然、買うからには、私の好きなベージュっぽい、あのクラシカルのキーボードを探すっきゃないでしょーというわけで、Amazonさんに直行したですよ。そして片っ端から見ていったですよ。

別に、東プレさんのREALFORCEとか、PFUさんのHHKBとか、そんな立派なキーボードを希望してるわけじゃなくて、ただ普通に昔のあのIBMの5550シリーズのような懐かしいクラシックスタイルのキーボードだったらいいわけで。しかもお値段お安めの。(笑) えぇ、お安めのやつ! 打鍵音うるさくてOK~♪ だって私、ひとりだもーん。もう気遣う家族は鬼籍入っちゃったし。文句なんか言われないし。(笑)

で、見つけたのが、『ペリックス PERIBOARD-106M JP キーボード 有線 フルキー テンキー付き』ってやつ。見た目バッチリのクラシックスタイル。口コミ・レビューを見て、そしてお値段見て「これいけんじゃね?」って、ポチっとな!
勿論、色はベージュ。(笑) エンターキーとか矢印キーとか、色が違うのが懐かしい!

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下記のAmazon商品リンクは、詳細を見て貰うために載せているだけです。

Amazonさんに在庫があったので、翌日には届き、早速開梱!

「あ? 色は思った以上にベージュが強い……?」

Amazonさんで見た時、確かに色は「ベージュ」って書いてあったから、間違いではない。商品の写真を見ると全体的に青みがかったグレーっぽいようにも見えるけど、現物は記載の通り正真正銘のページュ。

うん、いいよ。ベージュOKだ!
キーのストロークも深いし、カチャカチャと大きな音だよ! これよ、これこれ!
いや、内心、ドキドキしてたんだよね。Amazonさんだと試し打ちは出来ひんし、ハズレやったらどないしよう……って。でも当たりや! 私好みのいい感じ。
うん、私はこれを望んでいたのだよ! お値段もお手頃だし、いい買い物したわーって満足感一杯。
ま、耐久性はこれからの話だけど、長く使えたらいいなー。

今まで使っていた4600C付属のキーボードは「長い間ご苦労様」と綺麗に掃除して箱へ納め、無事引退。長い間ありがとう、4600Cのキーボード。

そして、ペリックス、これからよろしくね!