ドラマや映画、アニメ等、映像作品を探すアイテムとしてめちゃくちゃ活用しているAmazon Prime Videoさん。そしてAmazon Prime Videoさんからのリコメンドに対しては、一度は「観る」という応え方をしている私。時には「合わないわ~」ってのもあるけど「当たり」の確率は極めて高い! 今回も「当たり」を引いたと思われるドラマに出会ってしまった。それが『宙わたる教室』という現在絶賛放送中のNHKドラマ。
火曜日の「ドラマ10」の枠で放送されてて、全10回らしい。ちょうど今、第5話までの放送が終わったところ。NHKらしい作りの夜のドラマだな~って思う。派手さはないんだけれど、夜観るには落ち着く感じ。それと主演が窪田正孝くんなのも私的には良き!
窪田正孝くんって、私の中では「凄く線が細くて華奢」なイメージなんだけど、何とも言えない独特な空気感があって、魅力的だな~って思う。これはあくまで私個人のイメージなんだけど、窪田正孝くん=「透き通った」感じ? (笑) ドラマとかの影響をかなり受けて勝手に私が作り上げてるイメージなんだけど、透き通ってて濁りがない。でも無機質ではないと言う……、(~ヘ~)ウーン 語彙力がないからこのくらいで勘弁してください。<(_ _)>
あ! でも昔は、もう少しふっくらした顔だったよね? いや~、大人の男性になってきたんだね~。(笑)
ドラマ、映画、舞台等で色々な役を演じているけど、どの役にも自然とハマってて、ついつい目がいくし、何と言っても演じるのが上手いな~って思う役者さん。
そんな窪田正孝くんは今回どんな役なのかって言うと、東京・新宿にある定時制高校に赴任してくる謎めいた理科教師の藤竹という教師の役。そう「謎めいた理科教師」なんですよ! いや、この表現、ちゃんとNHKのドラマの公式HPに書かれてあるから。(笑)
胸熱の感動小説「宙わたる教室」を窪田正孝さんを主演に迎えてドラマ化! 大阪府のとある定時制高校・科学部。年齢も抱える事情もさまざまな生徒たちが、2017年、科学研究の発表会「日本地球惑星科学連合大会・高校生の部」で優秀賞を受賞。彼らの実験装置は意外な人物の目に留まり、「はやぶさ2」の基礎実験に科学部として参加する想定外の事態も――。この実話に着想を得て生まれた感動小説「宙わたる教室」を、窪田正孝さんを主演に迎えてドラマ化する! あらすじ: 東京・新宿にある定時制高校。そこにはさまざまな事情を抱えた生徒たちが通っていた。負のスパイラルから抜け出せない不良の柳田岳人(小林虎之介)。授業についていくことを諦めかけた、フィリピン人の母と日本人の父を持つ越川アンジェラ(ガウ)。起立性調節障害を抱え、保健室登校を続ける名取佳純(伊東蒼)。青年時代、高校に通えず働くしかなかった長嶺省造(イッセー尾形)。年齢もバックグラウンドもバラバラな彼らの元に、謎めいた理科教師の藤竹(窪田正孝)が赴任してくる。藤竹の導きにより、彼らは教室に「火星のクレーター」を再現する実験で学会発表を目指すが、自身が抱える障害、家庭内の問題、断ち切れない人間関係など様々な困難が立ちはだかり・・・ 放送予定:2024年10月8日(火)スタート〈全10話〉 総合テレビ 毎週火曜 夜10:00〜10:45 BSP4K 毎週火曜 午後6:15〜7:00 [再放送] 総合テレビ 毎週金曜 午前0:35〜1:20 ※木曜深夜 原作:伊与原新 「宙わたる教室」 脚本:澤井香織 音楽:jizue 主題歌:Little Glee Monster「Break out of your bubble」 出演:窪田正孝 小林虎之介 伊東蒼 ガウ 田中哲司 木村文乃 中村蒼 イッセー尾形 ほか 演出:吉川久岳(ランプ)、一色隆司(NHKエンタープライズ)、山下和徳 制作統括:橋立聖史(ランプ)、神林伸太郎(NHKエンタープライズ)、渡辺悟(NHK)
ドラマのあらすじは、公式HPに勝るものは無し! という「いつもの私のスタンス」でHPリンクを紹介しますが、ちゃんと公式HPが「謎めいた理科教師」って書いてある証拠にもなるので、是非一度見て貰えると嬉しい。(単なる私の思い込みではないことをアピールしておこう……)( ̄∇ ̄;)
第1話から第5話まで観た中で、今のところ特に印象に残っているのが 第3話の「オポチュニティの轍」という回。定時制高校に「科学部」を作ろうとしている中で、この「オポチュニティ」が出てきて、ガシッと心を掴まれた。_(^^;)ツ アハハ
いや、自分でも吃驚した。(;^_^A
「オポチュニティ」って、2002年に打ち上げられた火星探査車なんだけど、当初は90日間の予定のミッションだったのに、何と15年の長きにわたって任務を続けた探査車で、打ち上げから約半年をかけて火星に行って、土壌や岩石のサンプルを調査したり、風景の写真を撮影をしたりした「小さいけどできるヤツ」なんだよ! しかもフォルムが何とも言えない私の「可愛い」というツボを押しまくったヤツなんだわさ!
「この子、めちゃ可愛いやん!」
以前にその姿をネットで見た時に一目惚れした、まさにその「オポチュニティ」が話に出てくる。しかも「オポチュニティ」が火星で撮った轍の写真まで、これまたドラマのいいところで出てくんだよ! もうそこで一気に前のめりになっちゃった。_(^^;)
そしていい感じで話が進んでいくわけよ。
で、ストーリーの終盤、窪田正孝くん演じる理科教師の藤竹と、女子学生の会話で
女子学生:
『宙わたる教室』――第3話「オポチュニティの轍」セリフ
『あそこに今も、壊れたままのオポチュニティがいるんですね……。淋しいだろうな……』
この女子学生は問題を抱えていて保健室登校している子なんだけど、そんな女子高生の心の叫びのような言葉に、藤竹先生は
藤竹先生:
『宙わたる教室』――第3話「オポチュニティの轍」セリフ
『そうですか? 僕はそうは思わないです。オポチュニティの活動限界は3ヶ月って言われてました。15年ももったのは、想定外の幸運が重なったこともあるけど、それだけじゃない。オポチュニティが出来るだけ長く旅を続けられるように、スタッフ達があらゆる努力をした。彼らも一緒に、長い旅を続けていたんです。8ヶ月通信が途絶えたオポチュニティに、最後のコンタクトを取った日、ミッションに係わった大勢のチームメンバーが集まった。短い信号を4回発信して、やっぱり反応なし。マネージャーが「15年の任務、ご苦労様」、そう言ってミッション終了を宣言した時、みんなで泣いたそうです。
"火星の荒野でたったひとりぼっち"――オポチュニティの轍を孤独の象徴と捉える人もいるかも知れない。でも僕には、"少しでも前に進もう"って、懸命に生きた証に思えるんですよ……』
この遣り取りの時点で既に私の脳内には「オポチュニティの轍」の写真映像がくっきりと浮かんで、ちょっと涙腺が緩んだ。(;^_^A アセアセ
そしてさすがNHKさん! すかさずドラマのシーンで「オポチュニティの轍」の写真を映した! あかん、これ、泣かせにきてるんとちゃうか?! 。。゛(/><)/
もうこの時点で、私は墜ちたよ。(≧∇≦)ブハハハ!
因みに「オポチュニティの轍」と愛すべき「オポチュニティ」がこちら!
※Original Caption Released with Image:
In this navigation camera raw image, NASA's Opportunity Rover looks back over its own tracks on Aug. 4, 2010.
※Original Caption Released with Image:
An artist's concept portrays a NASA Mars Exploration Rover on the surface of Mars.
この第3話以降、毎回Amazon Prime Videoさんが配信を更新する度に観てる。そして時には第1話から一気観するし、リピート再生もしてる。(>▽<*)
これ、マズい! ハマりかけてるやん、私! いや、もうハマってんのか? 私!
ドラマも折り返し地点。これからの展開がとても楽しみ!(^-^)
あ、NHKのドラマ公式HPを見ると、このドラマって小説が原作なんだって! しかもその小説は実話に着想を得て生まれたらしい。是非、原作小説も読んでみたい!
あとドラマ公式HPでは「科学部通信」ってコーナーもあって、ドラマの第2話「雲と火山のレシピ」で描かれた『入道雲が沸き上がるように見える「熱対流」について』の実験レシピが公開されてるんだけど、それを見て以来、家でお味噌汁を作る時にいつも思い出してしまう。(ドラマの中で藤竹先生は、みそ汁を使って実験してた)(笑)
夜の学校で、人生を切り開く「実験」が始まる———。
そんなワクワクするキャッチコピーに思いっきり乗せられてる私。(T▽T)アハハ!
ラスト最終回まで、彼らが取り組む「実験」を目一杯、追い続けるぜぃ!