徒然なるままに

日常のあれこれなど

富士通ESPRIMO FH54/DTを弄ってみた

先般、リビングで使っていたパソコンが壊れ、急遽リサイクルショップで買ってきた中古パソコン『富士通ESPRIMO FH54/DT』。動きがモッサリしてる今の状態だと、苛ちな私にはストレスなので、シャキシャキ動いてるって体感したくて色々弄ってみた!

まず、弄る前にこの『富士通ESPRIMO FH54/DT』って、どんなスペックなのかをネットで調べてみたところ、CPUはIntel core i3-2310M、メモリは標準で4GB(2GB×2)搭載、最大で8GB、DDR3 SDRAM PC3-10600のSO-DIMM。チップセットはモバイル Intel HM65 Expressで、グラフィックスはCPU内蔵のIntel HD Graphics 3000。HDDは1TBで、DVDドライブ(スーパーマルチ)付。WebカメラにTVチューナー、有線LANに無線LANも付いてる。インターフェイスSDメモリカードスロット×1、USB3.0×2、USB2.0×4でキーボードとマウスはワイヤレスというシロモノ。2011年の夏モデルとして発売されたものらしく、もう11年前のパソコンってことになる。

先日買ってきたこの中古パソコンは、まさに上記のスペックそのまんま。
確かにメモリ4GBじゃ、動きはモッサリだわなしかもHDDだし。CPUのIntel core i3-2310Mは2コア4スレッド、2.10GHzっていうから、この当時のFHシリーズだとエントリークラスになるんだろうか? 因みに、このパソコンの上のグレードは、CPUがcore i5-2520M、2.50GHz/ターボ・ブースト最大3.20GHzらしいんだけど、core i7のモデル設定が2011年の夏モデルにはないみたい。core i7が出てくるのは2012年春モデルで、core i7-2670QM、4コア8スレッド、2.20GHz/ターボ・ブースト最大3.10GHzが載ってたそうだけど、まぁ、第2世代のSandy Bridgeだからね~、どんだけの性能なのかは謎。

でさ、ふと気づいたんだけども……。
一体型のデスクトップパソコンだけど、CPUとかメモリとかってノートパソコンに使われているものを使ってるのかね? 一体型ってそういうもんなの? 今までタワー型のデスクトップだったりしたので、一体型には疎いんだよね……私。( ;^^)ヘ..

ま、そんなこんなでスペックは調べられたので「シャキシャキ動く」を体感するためにはどうすればいいかと考え、勿論、お財布とも相談の結果、メモリの増設とHDDからSSDへの換装で、まずは様子を見ることに。
そう! 体感が重要! 正直、新しいパソコンまでの繋ぎだしね。シャキシャキ動いてるって体感出来ればそれでいいのよ!

……ってなわけで、SSDAmazonで調達メモリは中古を探しに、またリサイクルショップへチャリを飛ばしてGO! メモリ山積みの箱の中を漁りまくって約5分、ラッキーなことにDDR3 SDRAM PC3-10600のSO-DIMM 204ピンの4GB×2枚入りを早々に発見、しかもお値段500円! ゲットするっきゃないでしょ、コレ! すぐにレジへ直行して買いました! (^-^)

そして自宅に戻って早速作業開始!

①まずはHDDからSSDへクローン作成。
まだHDDの中に殆ど何も入ってないので楽チン。クローン元のHDDは1TBなんだけど、購入したSSDは『Crucial クルーシャル SSD 500GB MX500 SATA3 内蔵2.5インチ』。実際に使ってるHDD容量は200GBもないし、これで十分だろってことで。(笑)

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それと『SATA-USB 3.0 変換ケーブル 2.5インチ SSD/HDD用』は必須アイテム

お値段600円ちょっとぐらいからある。
因みに『Crucial クルーシャル SSD 500GB MX500 SATA3 内蔵2.5インチ』と『SATA-USB 3.0 変換ケーブル 2.5インチ SSD/HDD用』がセットになってるものもある。

でも購入時期によっては、セットだと割高の場合があるかも。

私はもう何度もHDDからSSDへのクローン作成をやっているので(自分のメインのパソコンとか友人のパソコンとか、元上司のバソコンとか……)、今回、変換ケーブルは手元にあるものを使ったけども、このケーブル、本当便利。

今ではすっかり慣れたクローン作成の作業だけど、初めてチャレンジした時は、もう、めっちゃネットでググったしYoutubeも探して観た。クローン作成ソフトも、どれを使ったらいいのか分らなかったしね~。
因みにクローン作成をする時に使ってるのはEaseUS Todo Backupなんだけど、そう言えば、EaseUS Todo Backupでクローン作成するには有料版にしなきゃダメになったんだよね? 今思えば、よく昔は無料でクローン作成させてくれてたよね。(;^_^A アセアセ 本当にありがたかったよ。

ま、今は無料でHDDからSSDへクローン作成出来るソフトが色々出てきているみたいだし、何もEaseUS Todo Backupに拘る必要はないんだろうけど、私はやっぱりEaseUS Todo Backupが一番かな。AOMEI Backupperとか、Macrium Reflect8とか、無料のものを幾つか試してはみたんだけど、やっぱりEaseUS Todo Backupに戻ってきちゃう。

あ、そう言えばネットとかでも紹介されてるけど、EaseUS Todo Backupは旧バージョンの「12.0」ってのが、無料でクローン作成出来る最後のバージョンみたいなんで、私も今回、EaseUS Todo Backupのバージョン12.0を使ってクローンを作ってみた!
かかった時間は1時間30分程。ま、こんなもんかな。(笑)

もし初めてHDDからSSDへのクローン作成にチャレンジしようかなって思ってる人がいるなら、解りやすく説明してくれているYoutubeサイトを見つけたので、見ながらやってみるといいかも! EaseUS Todo Backupの旧バージョン12.0でクローン作成する手順を紹介してくれている動画で、これ、めちゃ解りやすいので下記に紹介しようと思うんだけど、一つだけ注意点が!
当該Youtube動画の15:13くらいから、クローンのターゲット先として、新しいSSDをパソコンに繋げる場面が出てくるんだけど、動画の通りにEaseUS Todo Backupの旧バージョン12.0でクローンしようとすると、購入したてのまっさらなSSDをパソコンに繋いだら「ディスクのフォーマット(初期化)」のダイアログが表示されるのですよ。(笑)
でも、焦らず、クローン元のHDDと同じパーティション形式で初期化をすれば大丈夫!
何故か動画の中ではその場面が出てこないので、初めてチャレンジする人は焦っちゃうと思うので念のため。

「クローン元のHDDのパーテイション形式をどうやって確認すればいいの?」って場合は、下記を参照。

MBRまたはGPTの確認方法(パーティション形式) | パソコンの問題を改善

この記事は「MBRまたはGPTの確認方法」の案内になります。

②次はパソコンの分解。
無事にSSDへクローンも完了したようだし(エラー画面が出なかったので、クローン出来ていると判断)、次はパソコンの分解へ。

ネットで分解方法を検索してたら、ちょっと型番は違うけどYoutubeで分解方法の動画があったので早速観てみることに。
パソコンの背面の造りとか一緒だし、ほぼその通りやればいけそうだったので、iPadでその動画を再生しつつ、分解スタート!
型番が違うとは言え、ネジの数も一緒で留めているとこも同じみたいで、サクサク作業が進む、進む! (^-^)
あ! 取り外したネジは部分ごとに纏めて置いておかないと、後で組み立てる時に何処のネジか判らなくなってエラいことになるので、要注意。私はいつもコレで苦労する。
尚、誰も興味ないとは思うけども、今回私が参考にしたYoutube動画は下記のもの。

ただ実際には一つだけ動画とは異なってるところがあって、HDDのマウンタを外す時、動画では「HDDマウンタは引っ掛かっているだけなのでスライドすればいい」という説明だったけど、私のFH54/DTはマウンタの上部が一ヶ所ネジ留めされていたので、そのネジを外してスライドさせて取り外すって感じだった。

③HDDを外してSSDを取り付け。
内蔵のHDDが3.5インチタイプだということは、パソコンのスペックをネットで調べた時に判っていたので、AmazonSSDを購入時に一緒に『2.5インチHDD/SSD→3.5インチサイズ変換ブラケット』を購入。2.5インチSSDを3.5インチHDDマウントに固定するためのブラケットだけど、ネジ穴もバッチリで、綺麗に固定出来てスッキリ!
今回、購入したのは下記のオウルテックのもの。ネジ付きが嬉しい!

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④メモリを4GB×2の8GBに増設。
元々ついてる2GB×2のメモリを外して、サクサクっと付け替え。これは簡単!

⑤取り敢えず、AC電源とキーボード、マウスを差して、起動させてみる。
SSDのクローンが成功しているか、そして8GBのメモリを認識しているかチェックするためにパソコンの背面は取り付けせずに、まずは起動。
これでSSDからOSが立ち上がらない場合はクローン失敗だし、この瞬間が一番ドキドキしたけれど、難なくクリア! 無事にOSも起動しメモリも8GBを認識。しかもパソコンの起動がめっちゃ速くなった。 (ノ゚ο゚)ノ  オオオオォォォォォォ-
SSD恐るべし。今回、SATASSDだけど、HDDとは雲泥の差だ。しかもメモリも8GBだと全然違う! というか、4GBでよく耐えたぜ、私。
これなら、次の新しいパソコン買うまでの繋ぎで十分使えるわ! よっしゃー!
……ってなわけで、パソコンをシャットダウン。AC電源、キーボード、マウスを外して最後の工程へ。

⑥取り外したパソコンの背面を元通りに取り付けていく。
分解したのとは逆の手順で、中のカバーや背面だったりを取り付けていくんだけど、②で部分ごとに纏めて置いていたネジを間違えずに取り付けていくのって実は結構大変。
外した順番とかさ、覚えているようで覚えてないし。(;^_^A アセアセ

そんなこんなで今回、クローンの作成時間も含め、作業すること約3時間で全て完了!
そして満を持して、再びパソコン起動!
組み立て前に一度、試しで起動しているけど、どれだけシャキシャキ動くようになったのか、色々試してみた。ブラウザのタブを何十個も開いたり、WordとExcelをインストールして、二つとも同時に立ち上げたまま、Youtube観たりとか。(笑)

うん、これなら、苛ちの私でもストレスを感じる場面は少ないんじゃないかなと思う。今のところは……だけど。( ̄ー ̄)

今回、繋ぎのパソコンにかけた費用は8,000円ちょっと。SSDが500GBとは言え7,000円くらいしたからね~。でも、この費用でこの体感なら文句はない!

他に弄るところもそんなにないだろうし。
うーん、まぁ、あと弄るとするならCPUを換えるぐらいだろうけど、第2世代のcore i7の4コア8スレッドにしたとして、体感はどうなんだろうか?
私が求めるのはシャキシャキ動く体感だからね~。

一応、さっきヤフオクを覗いたけど、第2世代 core i7で3,000円前後って感じだし。もう少し安ければ試してみてもいいけども。

ま、また時間が出来たら、リサイクルショップに立ち寄ってみようかな。
動作未確認のジャンクCPU狙いで! ( ̄∇ ̄;)ハハハ