徒然なるままに

日常のあれこれなど

アニメ『後宮の烏』が早くも私のリピート鑑賞作品に!

10月からスタートとなる秋アニメ。
今年も様々な作品が放送をスタートする中で、早一ヶ月足らずにして、私の「リピート鑑賞」の仲間入りを果たした私好みの、まさにどストライクな作品。
それは後宮の烏』というアニメ。

……とは言ってもリアルでは観られない(土日祝も仕事の私はヘトヘトで起きていられない)ので、もっぱらAmazon Prime Video様のお世話になっている。
というか、Amazon Prime Video様のお陰でこのアニメを知ることが出来たわけで、しかも一週間前にその存在を知った。ヾ(@^▽^@)ノわはは
原作はライトノベルだそうで、原作も読んでみたいなと思った。

あらすじについては、私が語るよりもアニメの公式HPとか、ノベルを発刊している集英社オレンジ文庫の特集HPを見て貰う方がいいと思うので、早速、下記に紹介。

TVアニメ「後宮の烏」公式サイト

原作・白川紺子が描く中華幻想譚、ここに開幕。TVアニメ「後宮の烏」2022年10月より放送決定!

特集 シリーズ累計120万部突破記念!『後宮の烏』シリーズ特集 - 集英社 オレンジ文庫

TVアニメ『後宮の烏』最新情報はこちらから! 『後宮の烏 6』発売記念動画、公開中! 作品と登場人物たちの魅力が、凝縮されたスペシャル動画です。 是非、ご覧ください……! あらすじ 登場人物紹介 地図 あらすじ 後宮の奥…

上記のHPを観て貰えたら雰囲気とか解って貰えると思う。 PVもあるしね。それに今、アニメの公式HPではデジコンのプレゼントもあってですね。思わずダウンロードしちゃいました! 主人公の寿雪が何かかわいい。(^-^)

私は一週間前にこのアニメの存在を知ってまず第一話を観たら、続きが早く観たいって衝動に駆られてて、第四話まで一気に観てしまった。で、第四話まで観たらもう一度最初から観たいって感じで、ここ一週間、ずっとリピート鑑賞中。

何だろう、この感じ。何とも言えない雰囲気があるんだよね。

特別な妃が誘う、圧倒的中華幻想譚――――
TVアニメ『後宮の烏』公式サイトより

アニメ公式サイトのキャッチコピーなるもの。
確かに、本作の主人公の柳寿雪は「烏妃」という、後宮の奥深くに住み、妃でありながら夜伽をしない"特別"な妃。そして呪殺、祈祷、失せ物さがし、頼まれればなんでも請け負うが、会えば災いがあるとも言われているという謎めいた存在。

容姿は、白い面に"漆黒"の髪を双輪に結い上げ、玉の簪や金の歩揺を挿し、髻の下には大きな牡丹を飾っていて齢、十五、六歳に見える華奢な体つきの、うら若き少女だが、その身を包む衣装は、上から下まで漆黒。衫襦も胸元まで引き上げた裙も黒で、衫襦は濡れたような光沢を持つ黒繻子に花葉文の細かな刺繡が施され、肩にかけた披帛も黒い薄絹で黒曜石でも縫い付けているかのように夜露に煌くような―――まさにその「名」の通り、烏のような出で立ちの妃なのである。

そんな「烏妃」の元に、時の皇帝・夏高峻が「ある頼みごと」のために訪れるところから、この物語が始まるのだけど(正確には、廃太子の夏高峻が簒奪して皇帝になるところから……だけど)、何と言うか……、心の檻みたいなものが物語の根底にあるから、宮廷と後宮が舞台なのに全然華やかじゃない。しかも幽鬼なるものがストーリーのキーになっているので、描かれるものも不憫で切ない人の想い。けれど、ジメジメした感じではなくて、それらに手を差し伸べ、汲み取って想いを昇華させ、楽土へと送ってやる温かさが丁寧に描かれているなぁって感じ。本当に一つ一つ丁寧に積み重ねていっている感じがする。

烏妃である寿雪も、そして皇帝の夏高峻も、皇帝の懐刀である衛青も哀しい過去を持ち、その心の奥底には決して拭うことの出来ない大きな悔いや哀しさを抱えていて、ましてや人の温かさを持てば命取り、死さえも娯楽と化してしまう宮廷と後宮――という息苦しく重たい檻に閉じ込められ、恐らくその命が尽きるまでその檻から出られないだろう彼女、彼ら達だけど、少しずつ言葉を交わし、繋がっていくことで、ひと時の安らぎが得られていく様は、とても温かくて優しいものをくれる。

特に主人公の烏妃である寿雪には、人としての品を感じるのね。物言いは古めかしく偉そうで慇懃無礼な響きだけれど、とっさに口に出る言葉には毒がなく、ただただ労りと優しさ、思いやりが溢れている。そして人からの苦言にも耳を傾けて、時には素直に謝り、感謝の言葉も口にするその姿に、彼女の魂の清らかさが表れているようで、はっとさせられる。勿論、見た目も愛らしくてキュートだと私は思うんだけど。(^-^)

これからどのように物語が展開していくのか、本当に楽しみな作品だし、一話一話、しっかりとキャラクターの心情を足固めして積み重ねていっているので、安心して観ていけるなって思った。

そしてもう一つ、魅力的なのがエンディング曲。
オーブニング曲も勿論いいけども! でも私は第二話のエンディングから流れたあの演出にヤラれた! 勿論、ストーリーも気に入ったけれど、もうね……、久々に心が震えて、ちょっと涙が出そうになった。

なので、早速ググって調べましたよ!
krageさんの「夏の雪」という曲。何とエンディングのノンクレジットムービーがアニプレックスさんの公式Youtubeにあったので下記に紹介。

但し、このエンディングムービーは第三話から流れてるんだと思うんだけど、第二話のエンディングはこれとは違ってて、本当に演出がニクい! 曲の始まりがいい感じでハマってて、一瞬でハートを撃ち抜かれてしまった私。もうリピート再生ですよ!

でもね、どうしてもフルバージョンが聴きくなって、krageさんのOfficial Music Viseoを観たのよ。もうね、ヤバかった。(T^T)クゥー
後宮の烏』とは違った物語なんだけど、グッと込みあげてくるものがあって、知らず知らずのうちに涙が出て止まらなかった。(>_<) これは反則過ぎる! 泣きすぎて、翌日見事に目が腫れて仕事にならず。( ̄□ ̄;)!! いや、泣きすぎて目が重たくなり、かつ痛くなるって、まさにこのことを言うのだと思い知ったわ。(ノ_・。)
切なくも素晴らしいOfficial Music Viseoなので、是非観て貰いたい!

歌詞は勿論だけど、何とも抒情的で、そして圧倒的な歌唱力。すっかり虜になっちゃいましたわ。しかも来月の12月14日には1st EPで『my blue』もリリース決定とのこと。もうゲットするっきゃないでしょ! コレ! ( ̄^ ̄)
アーティスト:「krage」、Check it out!

いや~、まだ11月だけどもさ。今年の秋のアニメは侮れん! と思った。
マジでこの『後宮の烏』、Amazon Prime Video様がなければ、ほんまに観ずに終わってしまうところだった。何て勿体ない!

うん、リアルタイムでの視聴はちょっと無理(いや、絶対無理)だけど、この作品に出会えたお陰で、秋の楽しみが出来たので、殺伐とした毎日の仕事にも、何とか耐えていけそうだわ。( ̄∇ ̄;)ハッハッハ