徒然なるままに

日常のあれこれなど

後発白内障の治療をしたんだけど……

仕事柄、長時間のパソコン作業に、契約書やら決算書やらと細かい数字ばかり見ているためか、昨今すっかり疲れ目気味で、最近特に字が見え辛くなり「まぁ、老眼も出てるしな……」と思っていたのだけど、実は右目が後発白内障だったと判明。( ̄∇ ̄;)

日頃、コンタクトレンズで生活している私。しかも右目は以前に網膜が裂孔し、手術の際、白内障の手術も同時に行ったので、右目は眼内レンズがはまっているのね。(その時のことについては、以前にこのブログで書いた下記の記事を参照)

リピート購入のカラーコンタクトレンズ - 徒然なるままに

リピート購入のカラーコンタクトレンズ - 徒然なるままに

何を隠そう、私は子供の頃から強度近視(いわゆるド近眼)で、眼鏡では視力矯正が限界となり、高校生の頃にはすっかりコンタクトレンズが必要不可欠の生活に。(コンタクトにする前は、眼鏡だと牛乳瓶の底のように分厚いレンズになっちゃって。しかもそんな分厚いレンズでも、0.3が見えなかった……)

……で、網膜の裂孔については、レーザーを打って裂孔部分がこれ以上広がらないように留める手術をしたものの、レーザーを打つの角度の問題から、実は完全に留めきれてなくて、視界の一部が欠けているんですよ、私。( ̄∇ ̄;) なので、眼科の定期健診は欠かせず、3ヶ月から半年に1回程度は眼科通いをしているんだけども、先般の定期健診で視力検査をしたら、左目も右目も物凄く度が落ちてて、コンタクトの度が合わなくなっていたのですよ。(;^_^A

「どおりで、見え辛いわけだ!」って自分では合点がいったんだけど、いつものように散瞳検査をしたら『あら~、後発白内障になってるね~』って先生に言われて、「はぃぃ? 何ですか? それ……」となったわけですよ。

先生曰く、白内障手術は混濁した水晶体の中身を超音波できれいに取り除いて水晶体の袋の部分(水晶体嚢)に綺麗な人工レンズ(眼内レンズ)を入れるんだけど、この残した袋(水晶体嚢)の部分が濁ってしまうのが「後発白内障」とのこと。
ま、白内障の手術をした人の約20%くらいは、なるらしい。(・_・D フムフム

『治療は簡単で痛みもないし、外来で処置出来るから、提携医療機関に予約入れるね』と、以前、網膜裂孔の手術をして貰った医療機関にすぐに予約入れて貰って、先日処置してきたんだけど。

確かに、後発白内障の治療は全然、痛くなかった。処置自体の時間は10分くらいだったし。しかーし、処置する前の検査の時に、重大問題が発覚!
何と、右目の検査の時に、とある範囲が見えてないことに気付いたのですよ! 丁度、視界の真ん中の部分。右目だけで文字を見ようとすると、薄いグレーの直径4ミリくらいの丸い円みたいな感じが3つ、横並びに並んでいて、その文字を隠してしまってる。元々見え辛い状態だったから自覚してなかったけど、網膜組織の断面をチェックするカラー写真を撮ったら、見えてない部分は、見事に網膜組織が奥に引き摺り込まれているのが映ってた。

『これは、白内障の手術の後遺症と思われるけど、今の医学ではどうにもならない』と断言されちゃった。(T^T)クゥー

『なので、今日、後発白内障の治療処置をした後、再度コンタクトの度を調整しても、そのグレーの丸い円形状の部分は網膜組織がないから見えないままだけど、それでも処置しますか?』と訊かれたわけですよ。
要するに、白く靄がかかったような視界は、クリアになって鮮明にはなるけど、グレーの丸い円形状の見えない範囲は残りますよってことね。

ま、そもそも右目は既に視野の一部は欠けているから「完全に」見えることを期待してるわけではないけれど、一つ心配になったのが、網膜組織が奥に引き摺り込まれている部分が、今後、広がっていったり、また新たに組織が壊れていったりしないのか? ってことで、それについては『恐らく、それはないでしょう』ってことだった。
ま、『恐らく』だから100%ない……とは言えないってことだと思うけど。

「では、このまま後発白内障の処置をしなければどうなりますか?」と問うと『今後、ますます視界が霞んで、日の光とかが眩しくなっていくのは間違いないですね』と即答されたので「じゃ、処置します!」と私も即答したわけですよ。(爆)

見え辛い状態のまま放置していたら、今回みたいに網膜組織が壊れたことにも気が付かないってリスクを抱えたままになるじゃん? もうこれ以上は網膜組織は壊れませんよって断言も出来てないし(しかも現に壊れたしさ……)(笑)、少しでも見え辛いという状況は回避しておいた方が、今後のためになると思ったのね。

ま、即答はしたけれど、その後ちゃんと先生に、どういう理由で「処置する」と決断したのかについて説明しましたよ。(⌒▽⌒)アハハ!

で、無事に処置が終わって、翌日の術後検査は、いつもお世話になっている眼科でやって貰うことにして、その日は自宅に戻ったんだけど、検査と処置のために散瞳(しかも関係ない左目も散瞳)してたから、数時間は視界が眩しくて、元に戻るまで苦労しましたわ~。でも本当に痛みも何もないから、数時間もすれば、普通にテレビ観たりと、いつもの日常に戻ったんだけどね~。

翌日、いつもの眼科で術後検査して貰ったんだけど、結果は何ら問題なく、しかも、めっちゃ視界がクリアになったのが自分でも解って驚いた。術後、暫くの間、飛蚊症のようにゴミが視界に飛んでいるように見えたりするって言われたけど、私の場合はそれは殆どなくて、コンタクトの度数の再調整もその日に済ませちゃいました。
今回、判明した網膜組織が奥に引き摺り込まれている件についても、今後、定期的に健診していくことになって。『少しでも見え方に異変があったら、すぐ来てよ!』と。

いや~、今回は予想外のことに少し驚いちゃったけど、まぁ、歳をとるにつれ、何処かしら何か出てくるもんなんだろうし、これも致し方ないよね~。( ̄∇ ̄;)ハッハッハ

因みに術後に、運転免許の更新に行ったんだけど、ちゃんと視力検査もパス出来たから取り敢えず、網膜組織の件については、暫く経過観察って感じかな。(^-^)