先日、デスク周りの書類の片づけをしていた時、領収書のファイルから封筒が1通出てきた。いつもならファイリングするのに、封筒のまま挟んであるから「ん? 何だろう、これ……」と中身を確認したら、昨年払った医療費の領収書だった。しかも高額の!
「あ゛ーっ! 高額医療費の控除、確定申告してへんやん!」
マジかぁ……。Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
昨年、訳あってちょっと高額の医療費を払ったんだけど、医療費控除の確定申告、ガッツリし忘れてた。
私、会社員だから、いつも年末調整で全て終わった感があるんだけど。
いやいや、でもさ、医療費とか、あと地震や台風で家や塀とか修理したら、控除出来るものあるやん? 確定申告せな! 全然、終わってないよ、私。気付けよ! 私。(笑)
あ、でも、ファイルに封筒を挟んだまま置いてたから、多分、医療費を払った時は確定申告するつもりだったんだと思う。……多分……(-_-;)
ってなわけで焦ってネットで調べたら、医療費控除は申告し忘れても5年前までなら遅れても申告出来ると……。
はぁぁぁ……よかったぁぁぁ…。
とは言え、一度、税務署に問い合わせしなきゃ。
それに、源泉徴収票、用意せな。
昔は、源泉徴収票って会社からちゃんと個別に配られていたんだけど、今は給与明細も源泉徴収票も会社のイントラネット内で閲覧してプリントアウトだから、ほんと、都度印刷すんの、面倒なんだけど。
(でも印刷しとかないと、あと何かあったら困るしさ……)
でも確定申告するの、これで二度目だ。
数年前、結構大きな地震があって、私の家の塀に亀裂が入ったんだけど、折しもブロック塀の倒壊で亡くなられた人がいたという痛ましいニュースが流れたこともあって、市役所の土木課だったかな……、市内を回って危険なブロック塀に「危険」と注意喚起の貼り紙を貼って行かれたのね。
勿論、私の自宅の塀にもデカデカと貼られ、ポストには至急連絡を乞うという手紙まで入っていた。役所は平日しか電話とか対応しないし、会社から電話かけたら、「塀の横の道が通学路になっているので、すぐに何とかしてください!」って言われた。
うん、そうね。あなたの立場はよく解るが……。
言うのは簡単だけど、大変なのだよぉ。
見積とって、工事依頼するのもだけど、その費用、びっくりするぐらい高いんだから。
ン百万円がすぐに飛んでいくんだよー!
ま、でも、万が一何かがあって塀が倒壊して、怪我人とか出たらそれこそ大変だし。
費用はさておき、まずは工事を……と、いつも庭の選定をして貰ってる業者さんに相談してマッハで工事して貰ったんだけども。
その工事費用を確定申告するのが初めての申告だった。
勿論、税務署に問い合わせして、教えてもらった通りに申告書だしたら、金額違うって速攻、電話がかかってきた。
おいっ! おたくが言う通りに書いたやん?!
何故に金額が違うと?
そりゃね、問い合わせもせず好き勝手書いた申告書なら、こっちが悪いから「申し訳ない」だけれども、いやいや、事前に問い合わせして教えて貰ってその通りに書いたんだぜ? どういうことさ、これ。
……という怒りを抑えながらも「なら、正しい金額とはいくらなのですか?」と。
多分、相当、低い声だったのだと思う。(私、結構怒りの感情が出ると、声が低くなる特性があるらしい……。これは友人に言われた)
「こちらで計算したものを送付いたしますので、一度ご覧頂けますか?」と丁寧に計算してくださいましたよ。但し日付部分が間違ってたけどね。(笑)
初めての確定申告がこんな感じだったから、今回も何かあるんじゃね? と思ってる。
でも、だからと言って医療費控除の確定申告を諦める気はない。
だって、これは納税者の権利だと思うもの。ちゃんと働いて納税してるんだから、控除が認められるものは控除しなきゃ。
よし!
今度は間違いのないように、ガッツリまた税務署に聞いて、申告することにしよう。