徒然なるままに

日常のあれこれなど

昔どハマリした『眠れる森』-嗚呼、懐かしい!

土・日に出社した代わりの平日の振休。
家事を一通りこなした後、暫し寛ぎ、微睡んでいたら、懐かしいドラマの再放送がTVでやってて、思わず覚醒! 何と昔、どハマリした中山美穂ちゃんと木村拓哉くん主演のドラマ『眠れる森』じゃあーりませんかっ! Σ(゚□゚;) ( ̄ロ ̄ノ)ノえっ マジで? 再放送が可能だったんだ……、このドラマ。

永らくの間、再放送されず、ネットでは『再放送が出来ないドラマ』とまで囁かれてたような気がするんだけども? 放送したの、確か1998年、20世紀の終盤の時期の秋のドラマだったはず。はっきりと覚えてる。めっちゃ、ハマったというか、毎週頑張って観てたし、最終回はビデオに録った気がする。( ̄∇ ̄;)ハッハッハ
あ、ハマったきっかけは、ドラマの中の劇伴が凄く良かったから! 勿論、サントラCDも発売と同時にすぐにゲットしたし、夜のドライブでは今でもヘヴィロテ。特に秋も深まると無性に聴きたくなるんだよね~。_(_ _)ノ彡☆ダンダン!

(・_・)......ン? でも何故、今、このタイミングで再放送なわけ? と疑問に思っていたら、再放送中のTV画面右下に『風間公親−教場0−』のバナーというか案内らしきものがずっと表示されてるのに気が付いた。あー、そういうことね。( ̄∇ ̄;)ハッハッハ
何てことはない。木村拓哉くん主演のドラマ『風間公親−教場0−』の番宣として、木村くんの昔のドラマを再放送ってなわけだ。なるほど! (・_・D フムフム

とは言え、もう今から25年前のドラマになるんだけども。
いやー、私、多分まだ辛うじて20代だった気がする。(;^_^A アセアセ ドラマの主人公である大庭実那子(中山美穂ちゃんが演じてた)が確か設定では27歳だったと思うんだけど、同世代の主人公ってこともあって、自分と重ねてたり比べてたり。虚構の物語だって頭では解ってても、不思議とそうなっちゃってたかな。(笑)

凄く見応えのあるドラマだって当時も思ってたけど、今観ても遜色なかった。……と言うか、寧ろ結末も判った上で、こうして再放送を観ると、ますますハマってしまうドラマだったりする。数多く張られた伏線と台詞の本当の意味が、25年経った今だから解るみたいな感じ。当時の自分って表面的なことしか見えていなかったんだわ~って、マジでこっ恥ずかしくなる。( ̄∇ ̄;)ハッハッハ

原作と脚本は今は亡き、野沢尚さん。
描かれる主人公たちのバックグラウンドが、きっちりと組みあがっている感じがして、そうした土台がしっかりあるからか、それぞれの登場人物たちの振舞に違和感は感じないし、キャラクターの厚みみたいなものも感じられて、フィクションのドラマなのに実体があるって思えるんだよね。ほんと凄い才能だって思うよ、そういう脚本とか作ることが出来るのって。だから、もっともっと野沢さんのドラマを観たかったし、彼なら今のこの時代に、どんなドラマを作っただろうかって考えると、本当に惜しい人を亡くしたと思う。

因みに、Wikipedia情報によると、この『眠れる森』の当時の視聴率って、常に20%を超えていて、最終話に至っては30.8%だったらしいから驚き!
そりゃまぁ、25年前と今とでは時代も違うし、娯楽としてのTVドラマの位置づけも違うんだろうから一概には言えないかも知れないけれど、それでも数多くの人が続きを観たいと思うくらいに中身があるドラマだったのだと思いたいな。

眠れる森 - フジテレビ

眠れる森 - フジテレビ

「森」—— 鳥がさえずり陽光の射す安らぎの「森」と、陽が厚い雲に覆われると恐ろしい暗闇に変貌する「森」。その森のもつ二面性がこの物語を誕生させた。また「森」という言葉は眠ったままの脳を連想させる。それは記憶…

あらためて再放送を観て、懐かしさも勿論憶えたけども、今更ながらに木村拓哉くんは演技力あるんだって素直に思った。
特に第11話、石橋凌さん演じる警視庁捜査一課刑事の恩田と対峙する場面。思わずハッとしたわ。

『いいですか? ……話、後でいいですか……? またやんなきゃいけないから……。……友達の葬式……』

この台詞の時の表情と瞳が何とも言えない。そしてそれから後のエンディングまで。
勿論、監督さんや、カット割りとか編集さんの手腕の部分もあるとは思うけど、否、だからこそ、凄く役者さんの演技力があからさまになるみたいな? もう見事な相乗効果だと思ったわ~。

このドラマは、どの話の回もそういう感じで、本当に続きが早く観たい、次はどうなるの? って感じ。録画とかそういうのじゃなくて、珍しく、当時もリアタイで観たいと思ったドラマの一つ。そして迎えた最終回のあのラストが何とも切ない終わり方で、余韻が残りまくりの、だけど濃厚な話が積み重なった結果のラストなだけに、ハッピーエンドとは言えないかも知れないけれど、十分に納得が出来たドラマ。

だから、永らく地上波で再放送されなかったのは、本当に勿体なかったと思うの。
ま、これを機にまた定期的に再放送してくれると嬉しい限り。再放送ですら、録画じゃなくて、ちゃんとTVの前に座って観たいと思う。
……でも再放送だと、時間が14時過ぎから17時前までの間だろうから、毎日は観られないんだろうな……。( ̄∇ ̄;)ハッハッハ

ならば! 百歩譲って、Amazon Prime VideoさんのPrime会員見放題で!(^人^)オ・ネ・ガ・イ。(爆)
(……おいおい、TVの前に座って観たいんじゃなかったのか?!) Σ(゚□゚;)

最後に、私がこのドラマにハマるきっかけとなった劇伴・サントラがYoutubeでアップされていたのでさらりとご紹介。
私の一番のお気に入りで、夜のドライブで一番盛り上がるのは11曲目の『黒の慟哭』。特に、曲の中盤から後半部分を聴きながら、ワインディングロードぶっ飛ばすのが堪らない! ヒール&トゥでノリノリ! (⌒▽⌒)アハハ!

ま、今回、番宣とは言え、再びこのドラマをTVで観られて、嗚呼――懐かしい! と久々に心が躍っちゃった。(⌒▽⌒)アハハ!